大森 as 印西市の(元)中心部
印西警察署は、印西市大森というところに位置している。
今でこそ、千葉ニュータウンの中心である小倉台あたりや、一大新興住宅地である牧の原一帯が隆盛だけれど、もともとこの大森というのが印西市の中心地だったんですね。
だから、市役所や中央図書館(正式には大森図書館)なども、ここにあります。
例の五万円を落とした事件の翌日、私は車で印西警察署へと出向いて行きました。
入口すぐ横の遺失物取り扱い課の人たちが親身になって対応してくださり、拾ってくれた人にもう一度詳細な位置を確認したうえで連絡するということで、後日を期していったん引き上げることに…。
そのついでに、大森図書館にも寄ってみた。
現在、各自治体の図書館も多様かつジェネラスになっているので、印西市の図書館が特別ということもないかもしれないけれど、ここでもひとつすごいぞ!印西と思うのは、
借り出せる図書の冊数に制限がない
ということ。
これは、調べものをするときなどにはとても助かる。
たとえば原稿執筆のときに必要な資料は往々にして多岐にわたるし、一冊一冊の一部を引用したり確認したりするということが多いものですから…。
しかも
印西市には、この大森図書館以外にも五つの分館がある。
そして、返却するのは最寄りの(あるいは通勤通学などの途上の)都合のよい図書館分館に返却、あるいは夜間なら返却ポストに入れておけばOK。
また、遠いところにある分館の蔵書を直接、あるいはネットで取り寄せ依頼することもできる。
…と、今ではどこでもやってることかな?(笑)
あえて
すごいぞ!印西
というほどではないけれど、少なくともこの大森図書館については、もうひとつすごいことがあることに気づかされた。
実は、私はフリーランスの身。主に自宅で仕事をしているけれど、気分転換のために自分の車の中を臨時書斎にすることもある。
そして、座席を広めに設定して、コーヒーを飲んだりお弁当を食べたりもする。
今回も、自宅から缶コーヒーと弁当を持参していた。(もちろん節約の意味でも…)
しかし、
なにしろこの暑さ!
冷房のためにアイドリングなんてことは(条例違反だろうがなかろうが)環境汚染&近所迷惑なので絶対したくないけど、かといって汗だくになって閉じこもるなんてこともまっぴらごめんだし…。
そういえば、図書館内に
「飲食は所定の場所でしてください」
という表示があったっけ…。
ということで、ちょうど二階からロビーに降りてきた男性職員に訊ねてみることに。
「あの、すみません。この建物で飲食していいところって、どこでしょう?」
「個室ってことですか?」
「いえ、…このロビーとか…」
「ああ、いいですよ」あっさり「どこででもご自由に」にっこり。
「あ、どうも…」
だいたい公共の場って、飲食禁止ってとこがほとんででしょう。
だから、ちょっとあっけにとられた感じでしたね。
でも、考えてみると、
飲食のマナーに気を付けることの方が重要なのであって、
あれはダメ、これもダメ、と禁止するのは人間不信の連鎖を招くだけかも。
そこなんですよね、印西が住みやすい一大要因は…。
人間同士が信じあえる
これです。
これ以上のことはない。
そう思われませんか?