すごいぞ!印西

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「牧の原」の由来

私が住んでいるのは、今でこそ印西市の新興ベッドタウンとして躍進目覚ましい地域ですが、もとは印西市の隣接村(印旛郡本埜村)でした。

そういえば、村ドルとして売り出し始めていたご当地アイドル女子がいたけど、もはや村ではなくなった今、彼女どうなさってるでしょう?

それはともかく、

この辺一帯の地名 牧の原

は、江戸時代に幕府直轄の牧場だったことからきているようです。

資料によると、松戸市東部から白井市を経て印西市に至る下総台地一帯が幕府の牧で、それ以前から野生馬も生息していたそうですが、その名残がここの地名に残っているんですね。

実際のところ、四五年前までは、地元の農家(敷地がでかいお宅が多い)以外には建物もない、実に広々とした草原の広がりでした。

 

現在、印西総合病院が立っている牧の台あたりは、牧の原の北側隣接地区ですが、宅地開発が始まる前にはよく散歩に行ってました。ずうっと木の柵で囲われていて、中には入れなかったけれど、草原の手前にたたずんで夕日を眺めていると、牧場の馬たちが自由に駆け回っている幻想が見えそうな雰囲気でした。

この牧の台のさらに北側は小林という地区ですが、ここには大井競馬小林牧場があって、競走馬の調教育成をしてます。

ここは桜並木の名所でもあり、桜の季節には露店が並んだりライトアップされたりして賑わいますが、ふだんは静かな…そうですね、学生がいない大学キャンパスみたいな雰囲気? 秋なんて、紅葉を踏みしめて散歩がてら馬たちを眺めるのもまた一興。

…とはいえ、最近はあまり小林牧場に行くこともなくなりました。

というのも、以前は利根川沿いの道を通って成田へと車を走らせるときには、小林牧場の桜並木道を抜けていくことがよくあったんだけど、今では広いバイパス道路が出来たので、素通りしちゃうんですよね…。