印西自然保護公園プラン
印西がいちばんすごいのは、実はこの広大で豊かな自然。
そこへ人間がゆったりと共存共栄しようとしている。
そこですね。
そのバランスと様々な要素の微妙な兼ね合い。
当たり前のことだけど、
人間も自然の一部ですよね。
で、人間は自然破壊もするけれど、
人間がいるからこそ守られる自然、創り出されていく自然もある。
逆に、人間がいないと、あるいは少なすぎると荒廃し、崩壊していく自然もある。
(亀成川源流の調整池:正式名「亀成川防災調整池」)
例のひょうたん山がある牧の原公園と、
私が二度も落とし物をした滝野公園(競技場)とに寄り添うようにして、細長い調整池がある。
これが亀成川という細い川の源流となり、やがては古新田川や浦部川などと合流して、下手賀沼へと注ぎ込む。
そう、手賀沼の重要な水源でもあるんですね。
(亀成川防災調整池の南側をめぐる遊歩道から見た夕焼けの空)
そして、この亀成川にも希少種6種類を含む27種類の魚類(「亀成川を愛する会」萩原富司氏の報告書による)および多様な水生生物が生息しているそうです。
ところが、宅地や商業施設の開発、あるいは洪水対策のために、コンクリートで直線化されるとともに、生態系の保全がむずかしくなってきているという。
さて、あなたならどうします?
どちらをとるか、じゃなくて、
どうバランスよくソリューションを見つけ考えだしていくか?