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生きるアート

よく思うんだけど、世の中のメジャーな人物や作品とかって、あまりおもしろくないというか、つまんないのがほとんど。

もちろん、多くの支持者つかフォロワーがいるわけだから、そういう人たちにとってはそういうので十分なんでしょうけどね…。

でも、そんなのでは満足できない人たちもいる。

 

実際、今は「自分が好きなものは自分で創っちゃえ」系の人たちもモコモコ出てきてる。

なぜか?

ひとつには、道具や素材や媒体が、個人でも簡単に使えるように発達してきてるからでしょうね。最近話題にしてるジョイフル本田にしても、DIYではそれに匹敵するカインズホームにしても、見て回るだけでも面白いような道具がゴロゴロ。

 

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たとえば石丸さんも言われてたように、電動糸鋸という道具と出会ったことで、自分独自のアートを作り出すようになった。しかも、それは売るためだとか有名になるためだとかいう目的でやってるわけじゃない。

仲間の人たちが教えてくれたんだけど、石丸さんのある作品をどうしても売ってほしいという人たちがいるんだけど、売る気はないとか。

 

もう一人の中心メンバーである小野幸男さんも、自作にコメントしつつ、こう話してくれました。

「落ち葉に、キノコ、トンボ……、秋の林のイメージです。技術的にはまだまだなんだけど、楽しくてね。これをやってると楽しくてしようがないんですよ。

勤めている間はこんなに楽しいことはなかった。いつも何か気が重くて、自分が自分じゃないみたいな違和感がありましたね。これは本当の自分じゃない、みたいな…」

 

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小野幸男さんの作品(ほかの人たちの名札が入ってしまいました、すみません)

そうなんですね…。

アートって、もともと「技(わざ)」っていうことですよね。

美の技だけじゃない。

生きる技もアート。

 

アートをネタにして生きるんじゃなくて、

生きることそのものがアートであるような、

そういう人生を創っていきたいですね。