振り込め詐欺対策
最近また新手の振り込め詐欺が横行しているようで、
テレビのニュース特集などでも取り上げられていますが、
もう収束するということはありえないんでしょうかね…。
以前は、孫息子を騙って、損失補填を哀願するとかいうシナリオが多かったようですけど、今回は法務局などの権威を装うという手口。
要するに餌食になりそうな人間たちの弱みをいろいろと研究してシナリオを作っているんですね。
情に弱い
孫に弱い
権威に弱い
そして、なにより
情報に弱い。
この最後のところがツボでしょうね。
たとえば、以前大量に横行していたスパム系の詐欺メールなんて、メアドからしてもう嘘丸出し。そんなのをそのままゴミ箱ポイしないで、わざわざ開いて見るという人たちだけを選別するために、わざとああいうバレバレのメアドにしてたわけでしょう。
今度の法務局を語ったハガキにしても、国の機関がどうたらという以前に、あんなお粗末極まりない文面を、いくら官僚の質が低迷しているからといって、あれほど無教育な文章はありえないでしょう。
法律用語の基本も知らないような人たちを狙っているんですね。
そして、大変困ったことに、日本では基礎教育レベルで法律教育をするという発想が皆無なようです。
それにしても、被害者の方々に同情する人がいないのは、
結果的に犯罪集団や反社会組織の資金源になるため犯罪ほう助しているに過ぎないというところにあるんでしょうけど、その前に子供のころから法の常識ぐらいは教える制度にする必要があるでしょうね。