ピンチヒッター登場
ずっとこのブログを続けてこられた印西太郎さんより、しばらくでもいいから代打を務めてくれないかとのご依頼があったので、私が代わって日々エッセイをお届けすることとなりました。ちなみに、もちろん私も印西市民です。
なので、印西次郎とでも名乗っておきましょうか。(笑)
専門は経済哲学。印西太郎さんのように読みやすく親しみやすいお話はできないかもしれませんよとお断りしたのですが、どうか自由に書いてくださいとのことですので、読者の皆さんのご意見もうかがいながら、自分スタイルで書いてみますね。
経済哲学なんて、あまり聞いたこともないし、そもそも経済と哲学とがどんな関係があるのか、たいていの人は疑問に思われるでしょう。
それが大ありなんです。
特に今の世界のようにイノベーションが急速に進んで失業がどんどん増えていきそうな時代では、働くことそのものの人生における意義や意味、ひいては価値まで考え直さないといけなくなっている。
いちはやくそのことに気づいて働くこと、価値を得ることを今までとは違った形で実行している人たちは、むしろ不況や暗い社会状況にあまり影響されることなく人生そのものを豊かに楽しんでいる。
そのポイントが、哲学なんですね。
たいていの人は、借り物というか、社会一般に信じられている(と思われている)哲学を信じ込んで実生活をし、人生を送っている。
たとえば、働くことでお金を得て、それで生活する。
これは従来の「哲学」です。
ところが、働かなくても豊かに生活できる。
という「哲学」もある。
そういう人は、働かなければ食うことができないなんて思ってもいないわけです。
収入だって必要ない。なぜか?
ね、不思議でしょう?
そういうことを含めて、できることならこの印西で、そういう新しい経済社会を実現していきたい。
私たちはそう願って、これからこのブログで具体的な提案をしていきます。
どうぞよろしく。