コミュニティー蓄電に向けて2
蓄電の方法は、現在実用化されているだけでもけっこう多種多様ですが、特に身近なものは、蓄電池でしょう。
そのなかでも家庭単位の蓄電としてもっともよくつかわれている蓄電池の代表が、日本企業によって開発されたNAS電池で、一般家庭数百世帯分の電気を貯めることも可能だそうです。
でも、それでもなお電力の完全な自給自足ができないのはなぜでしょう?
不思議ですね。
いろいろ理由や事情はあるけれど、最も大きいのは、家庭単位だとソーラー発電の波(太陽光の状態に左右される度合い)が大きすぎるのと、蓄電して保存しておける電力量と期間とに限界があるということでしょうね。
つまり、不安定かつロスが大きいわけです。
なので、私たちはコミュニティー単位での蓄電が最も有効かつ合理的だと考えています。
それだと、各家庭が電力ダウンした場合のフェイルセール(緊急対応)にもなるし、大幅なコストダウンが可能になるからです。