LGBT社会は、実は昔からあった
最近、日本でもジェンダー(性差)の問題が広く論議されるようになっています。
が、性差というのが固定したものだと思い込んでいる人は、かなり無知な人です。
でも、ほとんどの人はそういう無知なおともだちのグループですね。(笑)
私はふつうの水準よりは多少詳しくは日本史の勉強をしたほうですが、男と女という概念しかない時代というのはたぶん明治維新になるまではなかったんじゃないかと思います。
もともと発生学的には男なんてのはいなくて、アンドロゲンシャワーをどれぐらいどんなふうに浴びたかで男的になるだけなんですね。
だから、体が男でも頭脳は女なんてのはごく当たり前の現象です。
というか、そもそも社会的な意味での男・女というのは、仮に決めたものでしかない。
ジェンダー・スキームってあるでしょ。
たとえば、暖色系の服を着るなんて男じゃない、みたいな。
今時、そんなことマジ主張してたらあほかと思われるだけですが、数十年前まではまだそういう人もけっこういたようです。
また、ドイツで「女らしい」というと、きちんと自己主張ができるひとのことをいうとか、社会によっても違う。
日本の国会とかで議論らしきことをしてる人たちの話は実に年寄り過ぎてつまらん!
ちなみに、多目的トイレが必ず設置されるようになってる傾向はたいへんよいことだと思います。男子用トイレに入りたくない「男子」だっているわけだし。ばいすばーさ。
ま、そもそも女性用トイレと男性用トイレもわける必要はないと思いますけど。(笑)
そういえば、食事系のお店とかで、個室だけど男女兼用トイレというのもちょくちょく見かけるようになってますね。
飛行機だって、男女兼用ですし。(笑)逆に男女それぞれあったらかえって笑えるかも。