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印財通貨講座 3

よく「仕事しなきゃ食っていけない」とか、「食うために仕事をする」とか、「家族を食べさせるために仕事する」というふうな表現が普通に使われていますよね。

そして、こうした表現の裏には、必ず「貨幣通貨(の通過)」がある。

つまり、「食べるもの=お金という通貨を通過させて買うもの」という「常識」ですね。

でも、これが常識になったのはそんなに昔のことではない。

今でも、僻地といわれるようなところでは、全面的に通用するような常識ではない。

 

いくらお金を積んでも、食べ物なんて買えない、売ってももらえないというところもまだまだあるんですよね。

貨幣通貨で買えるのは、せいぜい出来合いの工業製品(缶詰、ハムやソーセージ、スナック菓子ETC。)で、それだって離島だと時化続きで船便が来ない日が続くと、どんどん怪しくなる。

おかねなんていくらあっても、生きていく上で必要な食べ物と引き換えてもらえないという状況もある。

 

いや、これから異常気象や天変地異が続くようになると、ごく普通の土地でも起こりうることなんです。

 

貨幣通貨は食べられません。

当たり前のことでしょう?

そうすると、いわゆる一次産業に従事している人たちしか、食べていく能力はなくなってくる。食料の物々交換によってしか、生きていけなくなる。

たとえ、まだどうでもいい物欲をもっている食糧生産者がいたとしても、ものすごい金額でないと食べ物とは引換えてくれなくなる。(いま、南米のある国で実際に起きている超インフレも、その一面を示しています)

 

では、ギリギリの状況になっても、もっともモノを言うものは一体なんでしょうか?

私たちの考えは追々お話するとして、みなさんも自分自身やご家族の切実な問題として考えてみてください。