牧の原公園の夕暮れ時
先日
東洋経済オンライン最新版!「住みよさランキング2018」トップ50
の冒頭に掲載された写真を見て、つい微笑んでしまった。w
なんと、住みよさランキング第一位に輝く印西市を象徴する絵柄?として、
牧の原公園のひょうたん山(通称)の写真が!
たしかに、ちょっと珍しい景観ですね。
前方後円墳みたい…と形容される人々もいたりして、独特のデザインだし。
噂によると、この人口の丘、実はごみの山を積み上げた上に造成されたものとも。
でも芝生のような短い草に覆われたグリーンの丘は、四季を通じてさわやかな景観を楽しませてくれる。
休日には、遠方からも家族連れが訪れ、裾のベンチや草原の上でピクニックしたり、子供たちが段ボール箱をお尻に敷いて勢いよく滑り降りて遊んでる。
夜になると、ループ状の歩道に沿って灯りがともされ、けっこうロマンチックな雰囲気なので、カップルたちがひっそりとデートを楽しんでたりもする。
けど、なんといってもここがいちばん好い雰囲気になるのは、夕暮れ時。
ひょうたん山の頂上には、夕日のシーンを撮影するために三脚を立てて一眼レフを構える(アマチュア?)フォトグラファーたちを見かけるときもある。
天気がいい日には、見事な茜色に染まった西の空が広がり、運が良ければそのはるか彼方に富士山のシルエットが見えたりもするんですよね。
一方、ひょうたん山の裾周辺は、ウォーキングや犬の散歩の人たちのメッカ。
もくもくとウォーキングにいそしむ人たちとは対照的に、大小のわんこを連れた人たちはあちこちで立ち話。
特にテニスコート脇の草地あたりでは、真っ白なピレネー犬とか、真っ黒なラブラドールとか、バーニーズとかの飼い主さんたちが寄り集まって静かに盛り上がっている。
(この屋根付きベンチ辺りが、わんこパーティーの…集会所?)
私自身は黙々ウォーキング派の一人ですが(笑)このわんこパーティーを見ていつも思い出すのは、イタリアの旧い街々の夕暮れの光景。
オルビエートとかネーミ湖周辺の街とかでは、日暮れ前になると広場は街の人たちでいっぱいになる。みんな特に何をするというわけでもなく、ただ広場に出てきて立ち話をしているだけ。
それがまた、すっごい素敵な雰囲気と、穏やかな活気を醸し出している。
あれほどの規模と長さではないにしても、住民の人たちが日常的にゆるやかなつながりを楽しんでいる光景って、はたから見ていてもほっこりしますね。