すごいぞ!印西

住みよさランキング日本一の印西市での暮らしと実用情報、および人生哲学(笑)をご紹介&参加募集

国際都市印西計画は実は昔にもあった

今を去ること二十数年前、当時の住宅都市整備公団(今のUR)は、

グローバルスピリット21

国際人のふるさと

などの触れ込みで、千葉ニュータウンの分譲・賃貸入居者を募集。

そのパンフレットによると…

千葉ニュータウン 「グローバル21」は、絶好のロケーション。都心から35キロメートル圏を中心に広がり、世界への表玄関「成田」や、新時代へのコンベンションシティー「幕張」、日本の頭脳が結集したハイテクノロジーシティー「筑波」のちょうど中間に位置し、これからの国際プロジェクトと密接に結び付いた21世紀タウンです。

ん~、地図上のロケーション的にはそうかもなんだけど…、「成田」と以外の連絡はちょっと…ですね。私自身、「幕張」へは月一ぐらいのペースで用事があって行くけど、電車で行くのは大ごと(まず北総線運賃がバカ高過ぎ)だし、車でうまくいってもたっぷり一時間以上かかるし…。まして「筑波」に至っては、梅林を見に一度行ったことがあるだけ。

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 で、未来を占う<GLOBAL FUTURE>として、

 ただ生活するだけの街としてではなく、アカデミック機関としての大学や最先端の頭脳が集まる企業の研究所なども誘致。千葉ニュータウンに生まれ、育つことによって、新しい感性が生まれ、国際性が身に付き、 未来社 会にふさわしい真のインターナショナル・シチズンを育むことを目的としています。

 

今、大学としては

東京電機大学 情報環境学部(千葉ニュータウンキャンパス)

東京基督教大学

そして、各種競技のトップアスリート排出で有名な

順天堂大学さくらキャンパス

などが、印西市役所のサイトに挙げられていますが、

実は、あのコードブルーで超有名な

日本医科大学千葉北総北総病院のロータリー入り口脇にある

日本医科大学千葉看護専門学校
も準大学ということでいいかも。

あと、かつては

社会保険大学校

というのがあったらしいんだけど、

現在は日本年金機構研修センター

という名目になっているようです。

464添い下り線のヤオコー千葉ニュータウン店とかステーキ宮とかへ行くと、駐車場のすぐ西側にドカーンと立派な建物がそびえていますが、あまり使われている様子はないような…。

(注:こちらは千葉ニュータウン中央の市境エリアで、所属するはお隣の白井市ですが年金機構への注意喚起を即す意味でUP!)

 

研究所としては、

マブチモーター技術センター
竹中工務店技術研究所
ヒュンダイモータージャパンR&Dセンター
起亜ジャパン研究所
神田通信工業千葉事業所

このうち、いちばん親しみがあるのは、やっぱマブチモーターですね。子供のころからプラモデルのモーターとかでおなじみだし。でも、技術センターとの交流はまったくないです。(笑)

神田通信工業というのは、医療機器などでも有名らしいのですが、今ではテレビ宣伝で派手派手なあのハズキルーペの会社として知れ渡っている?ようですね。

 

さて、こうした学術研究機関が、一般市民やその子供たちと交流したり影響を与えたりしていく可能性は…、どんなもんでしょう?

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次に、<GLOBAL HUMANITY>と銘打って、

新しい国際人にふさわしい素晴らしい環境があります。子供時代に必要な自然との触れ合い 、成長期に欲しい友達との交流、青年期にあこがれる海外との交流、壮年期にありがたい職場、老年期に恋しいコミュニケーションなど、それぞれの世代が、そのとき必要な環境をととのえています。

 

自然とのふれあいについては、いろんな自然保護系団体やケビン・ショートさんたちが里山の自然体験とか企画実行されているみたいですが、どっちかというと大人主導って感じかな? 子供たちは、公園ではよく遊んでるけど、自然のなかで走り回っているところはあまり見かけませんね。

海外との交流については、小規模ながら交換留学は高校生レベルで行われているようで、うちの近所でもコーケイジアン(いわゆる白人)な女子生徒がひとりで通学してる姿を時々見かけます。でも、私たちとしては、もっと
印西市と共通項をもつ海外都市との姉妹都市提携
を実現して、自然環境や生物多様性への意識を楽しく高める方向へとつなげていければと思ってます。(これについてはまた改めて)
さらに、職住接近というコンセプトはまだまだ実現してなくて、首都圏に通勤するしかない現状。
せっかく大きな地の利のあるエリアなのに、もっと企業誘致をしたり、
ここ発信の産業を創出
していかないままでいるのは勿体ない。
最後に、老年期のコミュニケーションについてですが、これは(外野からの視点ですけど)日本のほかの土地と比べると割とうまくいってる方かなと思います。特に印西市内に五万とあるスーパー(笑)のイートインや駐車場などでは、年配の人たちが実に楽し気に井戸端会議したり立ち話している光景をよく見かけます。
ただ、単なるゆるいおつきあいだけじゃなく、一人の人間として老年を充実させていく発想や行動思考を広げていく動きもあれば、
これからの日本の高齢化社会モデル
になれるでしょう。

 

そして、<GLOBAL COMMUNICATION>

自然との調和があり、人が集まり、情報が流れ、国際性も高まる…。そこには新しい文化が隆起し、アメニティー空間が創造されます。千葉ニュータウン「グローバルスピリット21」は、現代人が求めるあらゆる可能性を追及した、まさに未来派コングロマリット・シティーです。

 ん~、これでは一般的すぎて、何をどうやればいいかわからない…かな。

ま、パンフレットですから、雰囲気盛り上げ効果さえあればいいともいえますけど…。

でも、トータルな都市計画というか、将来どうしていくかという具体的なビジョンとコンセプトが欠けていると、(急ピッチで開発が再開されている今だからこそ)もう二度とない貴重なチャンスを失っていくことになる。

ということで、今日はちょっと長くなりました。m(__)m

 

 
 

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