テレビで印西市紹介
今朝の日テレ系「ZIP」で
印西市がいかに住みやすい町か
という紹介をしてくれてましたが、ご覧になりましたでしょうか?
出演してた市民の皆さん(ほとんど女性)も感じよくてほほえましかったですね。
こう言ってはなんですが、スタジオで司会者に
「いいとこですよねー!石原さんも住んだらいいのに」
みたいなフリをされてちょっと当惑笑いしてた石原さとみさんがごくフツーの印西市民女性と同じように見えてしまった。(笑)
ちなみに印西市民ママさんたちが口をそろえて…
464沿い
で一通りのものはそろう
とおっしゃってましたが、そーゆー合言葉があることは初めてしりました。
でも実際、国道464号線沿いにはまぁほとんどありとあらゆる店がそろってますね。
ちなみに、今このブログを書いているのも、464沿いの美味しくてリーズナブル、満腹(笑)になる某大衆食堂。後、店内フリーWi-Fiがツィッターなどのアカウントで使えるので比較的安全便利だし。
内装は、確かに大衆食堂っぽいんだけど、流れてるのは
落ち着いた系のジャズ。
今日はおとなし系の女性客ばかりなので静かで過ごしやすい。
ということで、いったん愛用のタブレットPC(市内某家電量販店で四万円で購入)をたたみ、
そろそろ図書館に移動しようと外に出ると、
おお、
おおお、…おお…
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
肉食女子会……
こ、こわ……
464沿いには、確かに
ありとあらゆる者がそろっています。
ちなみに、印西市の図書館群のうち、
大森図書館 と 小倉台図書館
は、毎週水曜日、午後七時まで開館しているので、(どちらも464沿いではありませんが)とても便利です。
国際フォーラムDiversity INZAI構想
印西牧の原駅の南側ロータリーの出口沿いに、近年
APAホテル
が建てられましたが、その一階にプロントが入ってるんですよね。
そんなに広くはないけど居心地のいいスペース。
私たちもたまに利用させてもらってますが、ドリンクだけでなく軽食もおいしい。
(別に宣伝してるわけじゃないです(笑))
ある意味、大都市とか大都市近郊とかじゃないのに、気が付けば大都会の真ん中とそう変わりない空間で時を過ごしていられるってのは、それはそれで心地よいものです。
しかし、あのアパホテルがどうしてこんな(辺鄙とまではいわないまでも)まだまだ開発途上の街の、それも中心の千葉ニュータウン駅の隣の(特急も止まらない)駅前に進出してきたのか、我々フツーの市民にとってはちょっとした謎。
でも、逆にアパホテルさんとしては、今後の宿泊需要を見越して、ちゃんとマーケティングもしてのことでしょうから、何かあるはず。(たとえば、主にLCCの成田便利用者の人たちの前泊需要を見越して、とか)
しかし、こちらも元業務コンサルト&新規事業プランナーをしていた身なので、それを超える構想をと、ついつい考えてしまい、
国際フォーラムDiversity INZAI (仮称)
というのを企画しています。
なにしろ成田空港からの利便性もあるし、逆に羽田空港との行動圏内でもある。
しかも!なによりも
空気がいい!
(これは、もともと私たちがここに転居してきた最大要因のひとつです)
これから生物多様性サンクチュアリとしての施設整備をしていけば、来訪者も格段に増える。しかも、学術会議を開催することで、世界中の学者を集めることもできる。
そういう一大中心地として、印西市はもってこいの土地。
そういえば、別府市が立命館大学のAPUを誘致したことで一挙に国際都市としてヴァリューアップしてるようですが、ここだってその素質・資格は十分あると思います。
ダイバーシティ印西!
ダイバーシティ東京ってあるでしょう、お台場に。
たぶん、台場シティ(市)というギャグというかシャレなんだと思いますが、となると、Daiba City Tokyoと、英語的には意味不明というか、なんの含みもないフツーの呼び方になっちゃいます。(あえてDaibah City とか語尾を伸ばしてスペリングするとますます意味不…(笑))
たぶん、あれを考え出した(たぶん)日本の人の感覚としては、 diversity とかけてるつもりなんだと思うけど、これは「多様性」の意味で、特に生物学や生態学でよく使われる重要なことば&概念ですよね。
その点、ここ印西市には、(大元の意味も含めて)二つの大きなdiversityがある。
それは、草深原を中心とする、
野生動植物の多様性
(2018年2月、印西総合病院近くの造成地で見つけた足跡)
もう一つは、牧の原とその周辺に広がる広大な新興住宅地および千葉ニュータウン駅周辺に広がるマンション団地群を中心とする、
住民市民および来訪者たちの多様性
(ちなみに「来訪者」たちまで含めるのには、ある理由があります。それについてはまた改めて)
(草深公園の向うに立ち並ぶマンション群)
この人間を含めた生物多様性を象徴する新エコロジー都市—それが
ダイバーシティ印西
英語でスペリングすると、
Diversity INZAI
これなら、英語がわかる世界中の人に通じるし、意味内容的にもバッチリでしょう。
印西自然保護公園プラン
印西がいちばんすごいのは、実はこの広大で豊かな自然。
そこへ人間がゆったりと共存共栄しようとしている。
そこですね。
そのバランスと様々な要素の微妙な兼ね合い。
当たり前のことだけど、
人間も自然の一部ですよね。
で、人間は自然破壊もするけれど、
人間がいるからこそ守られる自然、創り出されていく自然もある。
逆に、人間がいないと、あるいは少なすぎると荒廃し、崩壊していく自然もある。
(亀成川源流の調整池:正式名「亀成川防災調整池」)
例のひょうたん山がある牧の原公園と、
私が二度も落とし物をした滝野公園(競技場)とに寄り添うようにして、細長い調整池がある。
これが亀成川という細い川の源流となり、やがては古新田川や浦部川などと合流して、下手賀沼へと注ぎ込む。
そう、手賀沼の重要な水源でもあるんですね。
(亀成川防災調整池の南側をめぐる遊歩道から見た夕焼けの空)
そして、この亀成川にも希少種6種類を含む27種類の魚類(「亀成川を愛する会」萩原富司氏の報告書による)および多様な水生生物が生息しているそうです。
ところが、宅地や商業施設の開発、あるいは洪水対策のために、コンクリートで直線化されるとともに、生態系の保全がむずかしくなってきているという。
さて、あなたならどうします?
どちらをとるか、じゃなくて、
どうバランスよくソリューションを見つけ考えだしていくか?
草深原(のごくごく一部)の360°動画
車が走る音や風の音にも負けず、小鳥やカエル、昆虫の鳴き声などがはっきりと聞こえるでしょう。(特に収音マイクなどを使ったわけではありません)
これも、環境省や千葉県指定の絶滅危惧種ホンドギツネをはじめとする136種の希少生物を含む、800種以上の多様な生物が棲息する「奇跡の原っぱ」(の一部)だからこそ。
でも、なんでこんなエコ聖地が出来たかというと、
そこには思いもよらない歴史が…。
それも、わずか半世紀にも満たない歴史が…。
もちろん、もともとここは様々な野草が生い茂り、様々な野鳥や昆虫が繁殖し、ちょうど歌川広重の浮世絵の一枚に描かれたような牧歌的風景が展開していた(らしい)。
けれど、1970年代後半にちょっとした造成工事が企てられたせいで、その地質や生態系も変化することになった。
関東ローム層を引きはがして、その下側の粘土層(常総粘土層)をむき出しにしたおかげで、その場所にふつう山岳の岩場にしかみられないような絶滅危惧植物たちが住み着くようになったとか。
ね、おもしろいでしょう?
なんでもかんでも開発!ってのもダメだけど、かといって何が何でも昔のままの状態を維持すべし!というのも、かえって意外な(そして有意義な)変化の芽をつんでしまうことにもなりかねない。
肝心なのは、
いかに知恵をはたらかせて豊かな風土を更新していくか
ということじゃないでしょうか。
草深公園の午後
タイトルの公園名は「くさぶか」とかじゃなくて、…さて、なんと読むでしょうか?
そう、「そうふけこうえん」ですね。
印西牧の原駅から陸橋を二つ通って南へとすすんでいくと目の前に広がる、このゆったり広々とした公園では、日曜日の午後、子供たちがボール遊び。
で、公園内を散策していると、このような注意書きが。
ですね。
ボール遊びに夢中になりすぎて気づかない…というケースもままあるでしょうが、やたら禁止しちゃうよりよっぽどいいと思います。
なぜなら、子供のころから
「禁止されてるからしてはいけないんだ」
などという単細胞的オツムに調教するのは(社会にとっても本人にとっても)危険ですから。
だって、それを裏返せば、
「禁止されてなきゃ何をしたっていいじゃん」
ってことになるでしょ?
そして何より、(第二回の「大森as印西の(元)中心地」にも書いたように)
我々はお前らの良識や判断センスなんざ鼻くそほども信じちゃいねーから禁止するだ!
的な人間不信の連鎖を招くだけだし。
どういうことが人の迷惑になって、どうすれば迷惑にならない(あるいは少なくできる)かは、自分の頭とセンスで対応しましょうね、政治家や実業家の方々も。
子供のころにちゃんと教育されないまま、そして自分で考える能力を養いもしないまま、形だけ大人になっちゃったんでしょうけど、説明責任を果たしたり、表向きルールに違反してさえいなきゃ何をしてもオッケーってことでは決してないんですよ。それをきちんと理解して実行している人たちだけが、信頼と尊敬に値するのです。
ま、それはさておき、道路をはさんで南側には、
ふれあい文化館
がありますが、この中に
そうふけ図書館
もあります。
絵本がけっこう充実してる!
ので、幼い子供連れのママたちもよく来てます。
(ふれあいバスの「ふれあい文化館」停留所から見たふれあい文化館)
なお、ここのロビーではよく高校生たちが(たいてい)ケータイ画面見ながら(たぶん)受験勉強してますが、試験に受かりさえすれば何をしてもいいってわけじゃないってことからまずお勉強しましょうね。
印西牧の原駅
運賃の異常な高さで悪名高い(全国一高いという説もある)北総鉄道の
(写真の奥の緑色の屋根のところが駅舎)
駅舎へと通じる陸橋の下を直行して鉄道の線路が通り、そのこちら側と向う側に沿ってそれぞれ上りと下りの国道及びバイパスが走ってて、ちょうどこの辺りが牧の原インターにもなっています。
(上り路線:左端が鎌ヶ谷方面に向かう国道、その右側が途中のインターまでのバイパス)
駅へと通じる陸橋の南北それぞれの入り口辺りには、印西市案内マップが立てられ、その裾には
「草深原(そうふけっぱら)の狐」伝説
の出だし(左側)と、末尾とを引用したパネルが。
(右側の案内パネルは省略:関心のある方々は直接来て見てください(笑))
この伝説、なかなかすっとぼけた面白い話です。(全文はこちら)
「ひれ~ひれ~あの草深原が、まだいちめん雑木林で覆われていたころの話」
という出だし、の「ひれ~ひれ~」は、むろん「広い、広い」ということ。
実際のところ、約50ヘクタール(東京ドームほぼ11個分)もの広大さらしく、その地名の名残は印西市のあちこちに点在して残っています。
そして、実はこの草深原は、
エコロジー的にも日本有数の貴重な土地。
ということで、これから折々に現地取材しつつ、そのお話もしていきたいと思います。