運動会の騒音について
運動会シーズンになるたびに気になることが。
それは、近隣に住んでいる人たちの日常生活を考慮したうえで騒音を発しているのか、それともまったく意識すらせずにやっているのかということです。
以前、幼稚園の騒音というのが全国的な問題になって、賛否両論・喧々諤々の論議が買わされたことがありますが、いつのまにか聞こえなくなってますね。
子供が騒ぐのは当たり前。
運動会でマイクを使って右翼宣伝カー以上の音量を上げるのも当たり前。
そうなのかもしれません。
ただ、ある程度以上の音で心臓や血圧が異常をきたすという体質の人たちも少なくないという現実は、きちんと子供たち全員に教えておきましょう。
そのうえで、太鼓を叩くなり、大声をスピーカーでさらに拡大するなり、するならすればいいでしょう。
日本では、少数者は我慢しなければならないというのも、きちんと教科書に明記しておきましょう。
いじめというのは、本人(たち)が意識もしないで無神経にやっていることも多いですよね。学校という組織そのものが、そういう体質なのですから、内部でいじめが起きないほうが不思議というものです。
日本の学校、特に体育会系の教育は、戦前からの軍事教育の悪しき常識を根深く引きずり続けています。
スポーツの世界でも、最近になってやっと軍国主義的な異常な体質が露呈されてきていますが、いったんその内部にはいってしまうと、それが当たり前という錯覚に陥ってしまうんですね。ちょうどカルト集団のように。
以上、印西次郎でした。