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ベーシック・インカムってなに?

ベーシック・インカムというのは、文字通り生活していくのに必要最小限の収入という意味です。

スイスやフィンランドで提唱されてきた新しい経済哲学の一つですが、やはり現実性には乏しいようです。

なぜか?

働いていようがいまいが、均等にベーシック・インカムが得られるという制度だからです。

不平等だと思う人もいるだろうし、

それなら働かないよという人々が増えるかもしれないし、

結局のところ、じゃあ、財源はどうするのだということになる。

 

でも、ちょっと待って。

ロングハウスってご存知でしょうか。

東南アジアの、文字通り長屋ですが、その長ーい簡素な住居に、何住人という親類縁者が住んでいるという時代があった。今でも地域によっては似たような状況が続いている。

現金収入をもたらしてくれるのは、そのなかの数人、へたすると一人二人だったりする。

もちろん、家事をしたり、作物を作ったりという家庭内での仕事をしているメンバーもいるわけですが、ほとんどはぶらぶらしている。

かといって、働かざる者食うべからずみたいなけち臭いことを言う人もいない。

 

それでどうやって生活が成り立つんだ?と思われるかもしれませんが、

貧しいなりにもけっこう楽しそうにやっている。

もちろん、いいことづくめではないけれど、日本で徐々に増えてきている家族内殺人みたいなのはめったなことで起きたりしない。

 

なぜでしょう?

これから徐々に考えていきましょう。

 

   印西次郎でした。