金銭教信者について
人生でもっとも貴重なのは、生きてる時間の充実度。
充実というと、なんとなく活動的だったり積極性だったり、そういうのを連想しがちですが、ゆったりのんびりしてるときの充実度っていうのは、なにものにも代え難いところがありますね。
で、それにあこがれて、必死こいて金儲けしたり、犯罪とか犯罪すれすれの行為で利権などを得ようとしたりする愚か者も後を絶たない。
そういうのは、他人迷惑だから、本人だけの虚しさですむものじゃない。
現在、日本で次から次へと露呈されているスポーツ界のドンたちなんて、ほんとうざいし、本人たち恥知らずなので、こっちが恥ずかしくなってしまいますね。
だいいち、仮にスポーツで人並み外れた成績をおさめたからといって、なんなんでしょう?
たまに手に汗握るゲームとか見るのは多少時間つぶしにはなるものの、だからなに?って感じになります、すぐに。
もちろん、そういう趣味の人々はそれでいいでしょうが、ゆったりのんびりの楽しさ幸福感は一生味わえないかもしれない。
スポーツ心臓っていうのがあるんですよね、生理的にも。
それは精神面でもいえる。
いったん、興奮系・緊張系の擬似快感を脳に覚えさせてしまうと、依存性的になってしまいがちなんですね。
スポーツ系に限らず、芸能系なんかでもドラッグに走る人が多いのは、そういう事情が大きい。
なによりも、そういう擬似快感脳人は、接していると寒気がしてくる。
著名な人に多いですね、そういうのって。
なぜでしょう?
人一倍強い金銭宗教の信者だからです。
年俸何億以上のスポーツ選手で、魅力的な人がいると思えるひとは、おそらく弱いか中ぐらいの金銭教信者なのかも。(笑)